1951年9月8日のサンフランシスコ講和会議の締結から70周年を迎えた日本。
スリランカとの関係を、過去を忘れている日本人が再度学ぶ機会の日でもあります。両国との関係について歴史を振り返ります。
スリランカ代表であったジャヤワルダナ大統領(Presidennt Jayewardnene)の演説が無かったら、参加国が ジャヤワルダナ大統領の演説に賛同することはなく、現在の日本の発展はなく、敗戦国として日本は割譲されていたかも知れません。
歴史の分岐点でもあるこの演説は、サンフランシスコ講和会議に参加していた53ヶ国だけでなく、世界中の多く人々に刻まれることになります。
今、多くの日本人が過去の日本の歴史を知りません。日本が在るのは歴史を紡いできた先人達とスリランカをはじめとする他の国々との関係があるのです。今、問われる日本人としての矜持。私たちが振り返るべき歴史がそこにはあるのです。
駐日スリランカ大使館で行われた70周年記念式典にペルポラビバッシ財団協力会から、会長石井佳雄、安部八千代が招待を受け参加しました。他の大使殿下を始め多くの財界人が出席する中、大使殿下からは「日本とスリランカの歴史的な背景を若い世代に繋げ、これからの日本とスリランカの友好な関係を継続していきたい。」と述べられました。また ペルポラビバッシ財団協力会 安部氏は「コロナ禍で思うような状態ではないが、両国の友好関係継続に向け、事業推進を行い、ペルポラビバッシ財団協力会としても今後も積極的な日本とスリランカの活動に邁進していく。」と語る。